タカラッシュ! ハンターズヴィレッジ

GLAYと宝探し GLAYメンバーゆかりの地「函館」でリアル宝探し開催!!

ストーリー

〜函館に眠る伝説と呪われたTERU〜

TERUGLAYは、1994年のメジャーデビュー以降、数々のヒット曲を作りミリオンセラーを記録し、GLAY EXPO 99 SURVIVALでは20万人の動員数を上げるなど、数々の記録を打ち立ててきた日本屈指のバンドである。1988年にTERUTAKUROを中心にバンドを結成し、HISASHIJIROが加入してから今に至るまで変わらずにこのメンバーで活動を続けてきたが、成功に至る険しい壁を乗り越えられたのは、このメンバーだからこそと言っても過言ではない。更にメンバーが函館で育ったという関係性がバンドとしての絆を深めているのかもしれない。

ところで、GLAYが育った函館には、古くからある伝説が語り継がれている。
それは『海龍の琴』と呼ばれる秘宝伝説だ。

時は遡り江戸時代後期、造船・海運業・漁場経営で巨額な財を築き、現在の函館の礎を築き上げたある人物がいた。その名は高田屋嘉兵衛。函館市が日本のトップクラスの水産都市となったのは、高田屋嘉兵衛の力と言っても過言ではない。函館の発展に大きく貢献した高田屋嘉兵衛には、様々な伝説が残されているが、ここまで函館が栄えたのは、ある秘宝の存在があったからではないかと語り継がれていた。

TAKUROそれが『海龍の琴』と呼ばれる秘宝である。高田屋に代々伝わる『海龍の琴』は、清き心の者が弾くと、神の加護を得られると言われている。だが、そうでない者が弾くと“大切なモノを失う”呪いにかかってしまう…恐ろしい秘宝でもあるのだ。

その伝説に興味を持ったGLAYのメンバーは、『海龍の琴』を長年にわたり秘かに調べており、そして、先日ついに『海龍の琴』を見つけだしたのだ。メンバーは自分たちの心は清らかだ…と何度も確かめ合ったうえ、第1発見者であるTERUから琴を弾くことになった。TERUは伝説の琴の音色を確かめるべく手に取って弾いてみた。TERUの指から奏でられる美しい音色にメンバーは心を打たれ、つい聴き入ってしまった。
この『海龍の琴』を使ってセッションをしてみよう!何か新しい曲が生まれるかもしれないと思ったメンバーは、早速スタジオへ行き、音を合わせてみた。琴を弾きながら、TERUが口ずさむ。そこにTAKUROのアコースティックギター、HISASHIのギターやJIROのベースが加わり曲になりつつあった。

ところが、セッション中にTERUにある異変が起きた。突然、TERUが歌わなくなったのである。いや、口をパクパクと動かしているが声が出ていないのだ。様子がおかしいことに気づいたTAKUROHISASHIJIROは青ざめた。“大切なモノを失う”という呪いは本物だったのだ。それよりもTERUの心が清らかではなかったことに驚いた。GLAYのボーカルであり、人々の心を釘づけにしてきたTERUが…。TAKUROHISASHIJIROはあまりのショックに言葉を失ってしまった。

hisashiこのままではまずい。レコーディングやライブもある。ましてやボーカルであるTERUが歌えなくなってしまってはバンドとして成り立たなくなる。メンバーは急いで呪いを解く方法を探した。すると、TAKURO『海龍の琴』を見つけた時に出てきたある古文書のことを思い出した。TAKUROがその古文書をTERUHISASHIJIROに見せると、そこには呪いを解く4匹の“イカした鳥賊”の在りかが記されていた。

どうやら呪いを解く食べ物らしいのだが、“イカした鳥賊”?そんな洒落たイカが本当に存在するのであろうか。しかし、他に呪いを解く方法がない。この“イカした鳥賊”を4匹手に入れる必要がある。古文書によると2匹手に入れると呪いが解けるのだが、一時的なものらしい。つまり、呪いを完全に解いてTERUがずっと歌えるようにする為には4匹の“イカした鳥賊”を見つけなければならないのだ。
だが、1つ大きな問題があった。4匹の“イカした鳥賊”は函館市に隠されているらしいのだが、どこにあるのか、その在りかについては、謎めいた暗号や記号のようなもので描かれていてわからないのである。

jiro何とかして謎を解くしかない。メンバーは早速、謎の解明に取りかかった。しかし、あらゆる思考を巡らせたが、ただ時間が過ぎていくだけで解くことは出来なかった。メンバーの目から希望の光が消えかかっている。そんな絶望を救ったのがJIROであった。この暗号を一般公開して謎を解ける人を募集する案を思いついたのである。メンバーの意見は一致した。

デビューから20周年を迎えた今日、新しい節目を迎え未来に進んでいくGLAYのメンバーに訪れた最大の試練。呪いにかかったTERUを助ける為に、GLAYと一緒に“イカした鳥賊”を探そう!果たして、TERUは4匹の“イカした鳥賊”を食べ、呪いを解くことが出来るのであろうか。