駿府城の跡地に広がる大公園。主要な出入り口だった東御門(東御門)、最も高い巽櫓(たつみやぐら)、武器庫として使われた坤櫓(ひつじさるやぐら)などが復元され、見学することができます。

徳川家康公像・竹千代君像
家康公は、75年の生涯のうち、三度に渡り約25年間、駿府で暮らしました。
静岡駅周辺では、幼少時代、五ヵ国統治時代、大御所時代、それぞれの時代の家康公像に出会うことができます。
静岡駅北口広場の中央、大きなケヤキの木の下に凛と佇む。今川義元のもと、研鑽の時代。
握りしめた二つの拳と遠く将来を見つめる瞳からは、戦乱の世に立ち向かう覚悟と平和への深い思いが溢れています。
静岡駅北口広場、広場の中心的な場所から広場全体を見渡す。采配を振るう家康公からは、幾多の合戦で困難な状況を打破してきた、歴史を動かす「決断」を下す瞬間の張りつめた緊張感が伝わってきます。
駿府城本丸跡地にある像。腕に鷹を乗せ、遠くの空を眺めている姿は堂々たる雰囲気を醸し出しています。

静岡市街地は、今川時代に基礎がつくられ、徳川時代に整備されました。静岡市街地の旧東海道沿いに広がる九十六ヶ町には町名の由来が記された碑が点在しています。

徳川家康公の幼少時代、今川義元のもとへ向かう前に立ち寄り、
無事を祈願した神社。駿府城の守護神とされ、徳川家の庇護を受けました。

徳川家康(当時の幼名は竹千代)が元服を行った名所。幕府から崇拝を受け、厚く保護されてきました。神社の建造物26棟が国の重要文化財に指定されています。