大富豪のミヤコ氏から依頼が来た。
鉄道探偵の皆さん。ごきげんよう。ワシはミヤコ。今日は一つお願いがあるのじゃ。
実はワシがかねてから欲していた宝石が都営地下鉄沿いのどこかにあるといううわさを聞きつけたのじゃ。
その宝石は大正時代後半に海外から東京に運び込まれたものなんじゃが、当時は「東洋の輝石」とも呼ばれるほど、美しい宝石じゃった。しかしその美しい宝石は、何者かに買われてしもうた。当時のワシにはそれを手に入れるほどの財力はなかったのじゃ。しかし今は違う。あの頃欲しかった情熱が、手に入りそうになった途端再燃したのじゃ!
見つけてきてくれればそれなりの報酬を渡そう!
なんとしてでも探し出してくれ!頼んだぞ!