京王線と都営地下鉄をつなぐ新宿の大通りから1つ外れた路地裏に、小さな探偵事務所があった。その探偵事務所に所属している新人探偵のキミは、名探偵と名高いKからの指令である調査に挑んでいくことになる。調査を解決することで探偵の素質を開花させていくキミ。果たして調査を解決して名探偵になれるのだろうか。

【調査内容】 迷宮の謎を暴け!

迷宮…。それは、京王線沿い駅の地下、都営地下鉄の地下に存在している秘密の地下道のこと。そこに踏み込んだ者は、2度と戻れないと言われていることから、迷宮と呼ばれている都市伝説なのだ。噂によれば、謎を解いた者だけが、迷宮へ辿り着けると言われている。迷宮については、何者かが秘かに開発している秘密兵器の隠し場所、金銀財宝の保管施設、あるいは異空間など諸説はあるが、何のために存在しているのかは定かではない。

しかし、ある匿名の手紙が事務所に届いてから私の決意は固まった。「迷宮は存在する。その証拠を見つけ、世間に公表して欲しい」と書かれた内容だった。この手紙を読んだ時、私の探偵としての血がざわめき始めた。迷路にはとてつもなく大きな秘密が隠されている気がしたのだ。私は早速、その真相を確かめる為に調査を始めることにした。時間はかかったが、あらゆる情報を集めた結果、迷宮の入り口を見つける為の書物を手に入れる事が出来た。

どうやら、この書物に描かれた謎を解き、『幻の路線図』を見つけると迷宮の入り口を見つけられるようだ。『幻の路線図』と迷宮…。今はわからなくても謎を解いた時に全てがわかるはずだ。だが、くれぐれも気をつけてくれ。迷宮に入るのではなく、迷宮の入り口を見つけるのが、今回の調査だということを忘れてはいけない。例え迷宮を見つけたとしても進まないこと。もし、進んでしまったらキミは、2度と陽の光を浴びることが出来ないだろう。注意して調査に挑むのだ!

(この物語はフィクションです)